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2016-11-10

今すぐオーガニックにシフトすべき3つの生活アイテムとは

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オーガニックやエシカル、ナチュラルなど、近年コスメの選択肢が大幅に広がりました。けれども全てをオーガニック製品に徹底してしすぎてしまうとかえって神経をすり減らしてしまい、気疲れしてしまうことも。今回は“経皮毒”という観点からオーガニックにすべきビューティプロダクトをご紹介。あまり気負わず、楽しく取り入れていくのがコツです。

経皮毒の吸収率はパーツによって異なる
経皮毒とは、皮膚(毛穴)や粘膜から石油由来成分や界面活性剤、着色料をはじめとする化学物質などが入り込み、体内に蓄積されてしまう物質のこと。肌荒れや慢性的な不調、色素沈着、アレルギーなどの原因のひとつと考えられています。

これらの吸収率は身体の部位によって異なりますが、特に気をつけたいアイテムとして挙げられるのは、“体温が高い時に使用するもの”と“毎日欠かさず使用するもの”です。オーガニックプロダクトやコスメにシフトしたいものの、どこからはじめて良いか分からないという方はこの2つをベースに製品を選んでいくと良いでしょう。

脇は意外と見落としがちなデリケートパーツ
普段あまり目につかないワキ。実はたくさんのリンパが流れており、体外から取り込む吸収率も通常の皮膚の3倍に。また、女性の場合、脱毛を行っている方が多いため脇を守ってくれるものがありません。さらに、制汗剤の成分はアルミニウムなどの化学物質が大半です。毎日使用するうえに、胸に近いパーツなのでオーガニックにシフトする方がベターです。
近年コスメ業界で注目されているオーガニック制汗剤は、毎年新しいものが各ブランドより発売されており、年々汗の吸着率や使用感もアップ。購入する際は、最新ものをメインにチェックしてみましょう。

食卓洗剤を見直すことが究極のハンドケアに
毎日行う洗剤は、洗浄力が強く肌トラブルに悩まされている方もきっと多いはず。食器洗いは経皮毒の吸収率をあげてしまうお湯を使うことが多く、特に子供がいる場合、食洗の量は相当なもの。1日だけ見れば少なく感じても月、年単位で考えれば多くの時間、強力な洗剤に触れていることになります。普通の洗剤と機能はそのままに、肌にとてもやさしいタイプのものが今は多く販売されています。市販のものよりは値段が高めかもしれませんが、少量でも泡立ちは十分なのでとても長持ち。何よりも洗い上がりの手のうるおいに感動するはず。

柔軟剤&洗濯洗剤は24時間身にまとうものと心得る
芳香豊かな柔軟剤は、海外のトレンドを受けて大流行。香水代わりに強い香りのものを好む方も増加傾向にあります。けれども、芳香剤のたっぷり入った柔軟剤は、服についた化学物質を長時間全身の肌に直接まとうことに。神経質になる必要はありませんが、肌が弱い方や何となくボディがかゆいという方は今一度見直してみましょう。近年では肌はもちろんのこと、衣服にも優しい洗濯洗剤&柔軟剤が登場。どうしてもふわっとした香りを楽しみたいという方は、精油の入ったオーガニックボディクリームで楽しむようにしましょう。

オーガニックラバーも口を揃えて言うのは“ストイックになりすぎない”ということ。まずは日常品から、そして最終的には60〜70%程度取り入れるのが長く続けるコツです。

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