バカンスで小麦肌はもう古い?フランスの日焼けに対する考え方

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フランスをはじめとするヨーロッパでは“こんがりと焼けた小麦肌”がステータス。けれども、近年はオーガニックブームや皮膚がんの深刻化で、この考え方も変化しつつあるよう。今回はフランスの美白事情とフランスの女性たちがUVケアを選ぶときのコツについてクローズアップ。

日焼けはセレブリティのあかし
フランスでは昔から小麦肌が男女ともに良しとされています。その理由は「日焼けをしている=リゾート地で長期休暇を楽しんできた」という証になるため。ノースリーブやミニスカートから色白の肌が露出していることを極端に嫌う傾向にあります。

そんなフランス人は、日差しが強くなる5月以降、太陽が出ているとみんなせっせと肌を出し、日光浴をはじめます。また、男性のみならず、女性がタンニングローションなどを使用して小麦肌を手に入れようと努力している姿も見られます。
けれども、元々白人系が多いフランスでは、メラノサイトの活性が弱く、肌の黒化が起きにくいのが実情。すなわち、こんがりとしたバカンス肌になることは難しく、赤くやけどのようになってしまうこともしばしば見受けられます。

皮膚がんが深刻化
そんな肌構造を持つフランス人の皮膚がんの発症率は日本よりも深刻。大きなシミができても放置してしまい、それが実は悪性だったというケースもよく見られるのだとか。

このような背景を受けて、フランス人女性たちの意識が今変わりつつあります。小麦肌を好む彼女たちも、やはり子どもたちの健康のことを考えると話は別。子どもたちのために日焼け止めを購入し、そのまま自分も塗るというシーンが増えてきたのだそう。また、日焼けマシーンもオーストラリアの全面規制を皮切りに、フランスをはじめとする欧米でも年齢制限や廃止などの動きが出ています。

ただし、シミやシワを女性の勲章と考えるフランスでは日本とは異なり、UVケアは美容の側面というよりも健康を懸念する考えによるところが大きいというのが現状のようです。

次回はそんなフランス人が選ぶ日焼け止めとそのポイントについてご紹介します。

2015-12-20 | Posted in Body Care, French BeautyComments Closed 

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