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2016-12-09

地元の人たちも憩う。パリのサロン・ド・テ3選


パリをはじめフランスでは欠かすことのできないカフェ(サロン・ド・テ)。それぞれのカフェに、食材や内装、宝石のような美しいデザートなど、様々な特長があります。今回はパリに行ったらまず訪れてほしいカフェをピックアップ。地元の人たちもたくさん集っているので思う存分パリジェンヌ気分を味わえます。

マカロンが魅力のカレット
元々はエッフェル塔そばのトロカデロ広場にあった老舗カレット。マレにほど近いヴォージュ広場にも新店舗がついにオープンし、話題騒然に。店内はお買い物帰りのマダムやパリジェンヌで賑わっています。

なかでもオススメなのが、野菜やタンパク質系の具材がたっぷりのサラダ。連日のフレンチディナーで、炭水化物が続いてしまった…という方にも胃腸をクールダウンできておすすめです。

春〜秋には太陽がふりそそぐテラス席でランチを満喫することができます。サントノレや、2006年「パリマカロンコンクール」で優勝したマカロンなどのスイーツも有名なのでテイクアウトにもぜひ。

老舗ホテル「ル・ムーリス」のラウンジ
ホテルでラグジュアリーな雰囲気を味わいたい!という方は、フランスの老舗ホテル「ル・ムーリス」が最適。ル・ムーリスは、5つ星ホテルのさらに上のランクである「パラスホテル」の称号を持っており、フランス政府が国内でたった13軒にだけ許されています。また、5年ごとに査定されるので、常に高い水準をキープし続ける必要があります。

ロビーを抜けるとル・ムーリスをこよなく愛したサルヴァトーレ・ダリに由来する「レストラン ル・ダリ」が。彫刻、床、シャンデリアをはじめとするすべての内装が歴史ある芸術品そのもので、とても重厚な雰囲気に包まれています。天井の高いラウンジでは、朝食からランチ、アフタヌーンティーにディナーと、様々なメニューを楽しむことができます。

紅茶はマリアージュフレール、お茶菓子はアランデュカスなど、メニューもリュクスそのもの。気分が高揚するような時間をぜひ楽しんでみてください。

素材にこだわるならLa Chambre aux Oiseaux
フランスにはオーガニック(bio)のカフェがいたるところに点在しています。La Chambre aux Oiseaux(ラ・シャンブル・オー・オワゾー)もそのひとつ。サンマルタン運河沿いの人気カフェであるSesame(セザム)の姉妹店として近年オープンしました。

素材にこだわったプレートがそろっており、チキンサンドイッチやサラダメニューなど、どのメニューを選んでも美味しく体に優しいのも魅力。壁紙やちょっとしたインテリアもパリらしいクラシックな雰囲気も独創的。のんびりと考えごとをするのもいいですね。

食の都パリでは、素材にこだわった美味しいメニューがたくさん。気分も高揚するようなサロン・ド・テやカフェメニューをぜひ満喫してみてくださいね。

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