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2016-07-08

72時間以内がシミとの勝負時!うっかり日焼けのレスキュー法

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紫外線が強くなってくると増えてしまうのが“うっかり日焼け”。一度焼けてしまったがゆえに、もうなす術はないとそのまま放置していませんか。実は、応急処置をきちんと行えば、なかったことにすることも可能です。肌老化やシミを予防するためにも、正しいケア方法6つを今すぐマスターしましょう。

シミの生成は72時間が分かれ目
紫外線を浴びるとメラノサイトを刺激され、肌を守るためにメラニン色素を生成します。これがシミの出来るメカニズム。ただし、メラニン色素は紫外線を浴びてから72時間、つまり3日間後から作られます。したがって、この間にしっかり応急処置をきちんと行えば、紫外線から肌を守る必要がないと身体が本能的に判断し、シミの生成をストップしてくれます。

逆にシミを一度作ってしまうとコスメでは消す事は難しく、クリニックにかかるなどで費用がかさんでしまうことも。日焼けをしてしまったら放置することなく、即ケアを始めましょう。

STEP1 まずは冷やす
日焼けとは、身体からしてみれば“ヤケド”を負っている非常事態。熱をおびてしまった身体をすぐにクールダウンさせましょう。タオルに冷水をしみ込ませてかたく絞ったものを身体の上に置いたり、冷凍庫などであらかじめ冷やしておいた水コットンなどを顔にのせたりしましょう。肌が痛くなければ、コットンによるパッティングも血行促進になるのでおすすめ。やさしく10分程度行いましょう。

STEP2 保湿をする
太陽を浴びた肌は水分も蒸発してしまいカラカラな状態。また、皮膚もかたく縮こまっているので即保湿を行いましょう。ポイントとしては、化粧水などで肌をやわらかくすること。
このような時に活用したいのがシートマスク。リッチな美容成分を全顔にしみこませることができるのでとても効果的。ここぞという時に取っておいた高級マスクを旅先などで使用するのも1つの方法でしょう。肌にのせたら横になり、10分間潤いをチャージ。火照りもおさまり肌がつるんとします。

STEP3 水分をたくさん摂る
肌同様、紫外線を浴びた体内もインナードライな状態に。代謝を促進させるためにもいつも以上に意識してお水を摂るようにしましょう。体内への吸収も高まっている状態なので、ミネラルウォーターやレモン水など、糖分がなく身体に負担のないものを選んでみて。

STEP4 サプリメントを摂る
コスメによるアウトケアを行ったら、サプリメントなどでインナーケアも併せて行うようにしましょう。美容の万能ビタミンであるビタミンCや肌のターンオーバーを促進するビタミンA・E、美白効果の高いトラネキサム酸などがおすすめです。

STEP5 ぬるま湯にのんびりつかる
紫外線をあびた後、つい面倒だからとシャワーで済ませていませんか。代謝や血行促進、メラニン生成のストップにはお風呂が有効です。ただし気をつけたいのがその温度。肌への負担をやわらげるために38度程度のぬるま湯にゆったりとつかるのがベスト。また、バスソルトなどもリラックス効果を高める分には良いですが、成分の強い入浴剤は避けるようにしましょう。

STEP6 22時までに就寝を
日焼けをした日はどことなく疲労を感じるもの。身体のサインを受け取ってはやめに寝てしまいましょう。普段は早めに練れなかったとしても、こういう日こそは美肌ホルモンが分泌される22時までに寝るのが正解。肌ダメージを修復してくれます。

どのステップもシミを生成させないためにはとても大切なこと。また、日焼けでほってった肌には、これらのメソッドはとても気持ちよく感じるのも魅力です。紫外線による肌老化を防ぐためにも、ゆったりとした気持ちでぜひ行って下さいね。

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