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2020-05-16

国産オーガニックコスメの未来


国産のオーガニックコスメで私が思うことを少しだけ。
日本にはオーガニックコスメに対する明確な基準がありません。ブランドのなかにはフランスのオーガニック認証、ECOCERT(エコサート)を取得するところもあるけど、オーガニックの成分が1滴でも含まれていれば“オーガニックコスメ”と、日本では名乗ることができます。

つまりどこまでオーガニックこだわるか、そして成分において何を善しとするか、あるいはその逆で“インスタントオーガニックコスメ”をつくって体の良いキャッチコピーで販売してしまうのも、すべてブランドの判断に委ねられています。美容家さんのなかでは、むしろ国産を選ばないという声もたまに聞きます。

でも、私はそれでも国産を信じています。
なぜかといえば、モノづくりに対する意識がとても高いから。

Netflixのとある番組で、カルフォルニアのコスメブランドがインタビューに答えていました。「我が社は顔に触れるコスメだからこそ、衛生面含めて徹底管理している」という内容を語っていたのだけど、私からすれば工場内部はとんでもない状態。そもそもの衛生観念が違うんだと感じざるをえなかったのです。

ドゥーオーガニック」や「琉白」、「nemohamo」など、真摯なブランドもここ数年多く誕生しました。原料は海外だけど「ナチュラルコスモ」も好きなブランド。そもそも、自然に対して造詣が深い日本、国産のオーガニックコスメの未来はとても明るいといえます。

とはいえ、広告やキャッチコピー、そしてマーケティングは実に巧妙。それは日本でも海外でも同じこと。果たして、 ブランドが考える“オーガニック”や“サステナブル”は何か。そして、どのブランドに自分は賛同するのか。

一番大切なのは、客観的な情報として成分表を自分で読めるようになること。結局前の記事と結びが一緒になったけど、それに尽きると思います。

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