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2021-02-06

似合うメイクの見つけ方


Bonjour à tous!

先日のラジオでのリスナーさんの質問「似合うメイクの見つけ方の方法を教えてください」。
これについてお答えしますね。

私も丸々一カ月ああでもない、こうでもないと考えたのですが…
結論としてはこの4つのステップだと思います。

【STEP1】親友/パートナーに尋ねる
仕事も恋愛も、自分のことが一番よくわからなくて困る…ということありませんか。
他人の悩みだったら原因も解決策もクリアに見えてくるし、客観的にアドバイスができるということ、皆さんもきっと経験あると思います。

まさにメイクも同じで、自分のことが一番良くわからないという方が殆どだと思いますが
自分のことをよく知っている親友はきっと似合うものを客観的にアドバイスしてくれると思います。

逆の立場で考えてみても、もし自分の大切な親友が「自分に似合う色やメイクがわからなくて…」って相談してくれたら全力でアドバイスしますよね。私はそうします(笑)

あるいは、異性のパートナーに聞いてみるのも良いですね。
話は少し変わりますが、私はヘアスタイリストさんを指名するとき、
突破口が欲しいときは女性、ニュートラルな目線が欲しいときは男性を指名しています。

男性と女性の「綺麗/可愛い」の概念は違います。
両方のアドバイスを聞いてみると自分に似合うもののヒントが分かるはずです。

アドバイスを聞いたら早速挑戦してみて、次会ったときに披露してみましょう。

リスナーさんは親友から眉毛の長さについてアドバイスがあったとのこと。
凄く頼れる親友さんだと思うので、お互いのメイクアイテムを持ち寄って、すっぴんの状態から似合うメイクを一緒に研究してみるのはどうでしょう。
考えるだけで楽しそう…!

【STEP2】プロの元を訪ねる
それでも似合うものがよくわからない…
次に借りるのはプロの手です。

イエベ/ブルベなどのワードは有名になりましたが、プロによるパーソナルカラー診断を受けてみるのもおすすめ。自分の長所を伸ばすための建設的なアドバイスを沢山頂けます。

パーソナルカラーに加えて顔立ちの骨格診断もプラスすれば、眉毛の形やアイライナーの長さや太さ、マスカラをどの位置にどれだけ塗るかまで、詳しく知ることができます。こちらは悩みの解消や、なりたい印象にも近づくことができる、という印象。

私が以前訪れたのは黄金比メイクを提唱されているサロンですが、アドバイスだけでも随分メイクの仕方が変わりました。パーソナルカラー診断に関しては「A-color」さんがおすすめです。

もちろん美容雑誌でも良いですし、気になる美容家やメイクアップアーティストの動画サイトから情報を得るのも良いですね。

ただ、色選びに関してはいくらパーソナルカラーとしてマッチしていたとしても、注意が必要。例えばフランスではオレンジのリップは歯を黄色く見せるので避けた方が良いという考え方もあります。このように、日本のみならず海外の情報も広く取り入れることをおすすめします。

【STEP3】褒められたものを覚えておく
これまでの人生で「その色似合うね」と褒められたという経験はきっと誰にでもあるはず。

フランスではよく外見や持ち物を褒めるということが頻繁に行われていますが、日本では褒め合うということ自体がレアな分、他人が褒めてくれたということはよほど「あなたに似合っていた」ということだと思います。

「マスカラどこの使っている?」「どこのファンデーション?」など、
使用しているコスメについて尋ねられた場合や「いいね!」がなぜか多い投稿についても同じ。
あなたの持つ雰囲気に似合っているということになります。

褒められたということはそれがあなたのチャームポイントでもあるので、それらを蓄積していくと自分なりの“似合う”にたどり着くはずです。

逆にこの文章を読んでくれている皆さんも、お会いした方のメイクや髪、香水、ファッションなどその日一番輝いているなぁと思ったポイントを必ず一つは褒めるようにしましょう。

【STEP4】自分が良いと思うもの&好きなものを続ける
あるスタイリストさんからこんな言葉を頂きました。
「自分らしさは自分で決めるものではなくて、周りが定義して決めるもの」だと。

理解に少し時間がかかったのですが
不思議なもので似合う似合わないって最終的には自分で判断できるものではなくて、
他人が認識して決めることだということだと、腑に落ちました。

フランスは若いときから学校でメイクがOKということもあり、
お金がないながらも自分に似合うメイクを探し求めて冒険している印象。

親友やプロ、情報などを元に、
自分の好きなものを選んでそれをひたすら継続すること。
そうすれば時間と共に周囲も

「◯◯さんといえば◯色のアイシャドウだよね」
「◯◯さんっていつも◯色のリップで綺麗だよね」

と認識してくれるようになるはず。
そんな状態って自分自身も、メイクを思い切り楽しめている状態だと思います。
今回はメイクについて書きましたが、ノーメイクで髪が艶やかだったり躍動感のあるパーマ、ショートカットというのも私的には潔くて素敵なイメージ。周囲の意見も大切ですが、最終的には自分が好きでしっくりくるものを継続することが大切だと感じます。

と、4つのステップを書いてみました。
これはきっと時間を経ることでまた考え方が変わるかもしれないな…
私にとっても永遠のテーマなので思いついたらまた書いてみますね。

逆にNGなのは、女優さんやモデルさんを1から10まで真似ること。

エッセンスやポリシーをお手本にすることは大賛成なのですが、
完コピや使用ブランドをそっくりそのまま真似るのはあなたらしさがなくなってしまうし、
絶対にその通りに再現できなくて落ち込んで自己肯定感が低くなってしまう。
それだけは避けて欲しい。

お便りくださったリスナーさん、ありがとうございます!私もじっくり考えるきっかけになりました。
それではまたラジオでお会いしましょう!

A bientôt !

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